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久々の関西独演会

う早く舞台に立ちたくて立ちたくてムズムズして、ついに勢いで強行!

​コロナ感染者数もまた、増えてきたため、広報もままならぬ状況でしたが、多くの皆様が駆け付けてくださいました。

今年の大阪京都は、この時季にしては異例の暖かさ・・・というより暑いくらいでした。

ついに、関ヶ原へテレビロケで伺った時以来の薩摩琵琶弾奏を22年ぶりに行うこととなりました。


前回は平成12年、関ヶ原合戦400年を記念する特別番組でKKB鹿児島放送が制作。

あくまでもテレビ収録のため撮影時の弾奏は非公開。笹尾山の石田三成陣地跡、徳川家康の決戦地など数カ所での弾奏シーンの収録でしたが、実際に合戦の行われた古戦場で戦記物を弾奏するということがどのような事態を引き起こすのか、当時の自分は全く予測もしていないことでした。


撮影当日早朝3時、朝靄の立ち込める石田三成陣地跡の笹尾山で琵琶を弾き始めると、辺りは一層と靄が立ち込め、夢か現実かわからない中、見たことも聞いたこともない武士の雄叫びや戦場のざわめき、馬の嗎、蹄の音、刀や槍のぶつかる音、鉄砲の音などがリアルに聞こえ、かび臭い具足、甲冑の匂いなどを感じたような気がしました。

決戦地の辻で弾くシーンの時も、連中はやってきました。やって来るというよりは降って来る感じです。そして自分は、その日の夕方から具合が悪くなり高熱で丸一日ホテルのベットから動けなくなってしまったのです。


その後、合戦物を弾くたびに、そのようなシーンが現れるようになり、今では降神・昇神の儀と同じように行い、弔い・追悼の意を心から表して弾奏することができるようになりました。


今回はせっかくなので島津義弘公自ら作詞された「小敦盛」と義弘公が直接関わった戦「木崎原合戦」などを弾奏しようと考えています。


多数ご来場を心からお待ちしております。


日時:令和4年10月15日(土)18:00〜19:00

場所:岐阜関ヶ原古戦場記念館 前庭広場

主催:関ヶ原合戦祭り実行委員会(関ヶ原町地域振興課)☎︎0584-43-1112


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年々暑さが酷くなる。

自分が30数年前に鹿児島へ移住した頃は、夏時期でも熱帯夜などといわれる夜は数日程度だった。

平家の古民家は、日中でも窓を全開しておけば、ここちよい風が吹き抜けて行き、昼寝するのに気持ちの良い気候だった。

洗濯物も、縁側に干すだけで一日3回乾いた。


年々、暑さが酷くなる・・・

酷暑という言葉が使われ出してから何年経つだろう?

たしかその前は、猛暑・・・

もう酷暑も越してしまった感がある。

酷暑の上は何だろう・・・?

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コロナで何もかもが動かなくなり、マスク生活を余儀なく強いられ、毎日行動が制限される中、みんな懸命に工夫を凝らし、なんとか出来うる限り通常の生活に近い形で過ごそうとされています。

そんな中で、世界情勢は随所でギスギスし始め、挙げ句の果てに紛争までも勃発してしまいました・・・

またその一方で、さまざまな経歴、生活スタイル、人生観があり、全てを認めて共存していこうという新たな世の中の風潮も高まりつつあります。


私たちは、あらゆる意味で従来の世の中の常識というものを見つめ直さなければならない時期に来ているのは確かでしょう。


そんななかでもやはり変えてはならないもの、普遍的なものがあって然るべきだと私は思います。


私はそんなものの一つが鹿児島に伝わる「薩摩琵琶」であり、「天吹」なのではないかと思っています。

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